村山由佳さんの作品が好きです

10人祭のの

「きみのためにできること」を読み終わりました。
書評はとてもできないので割愛します。


自分の小説の読み方は主人公(性別問わず)に自分を投影して読んでいます。
村山由佳さんの作品の主人公は比較的自分と年齢の近いので余計に投影しやすいですね。
小説の中で起きる事象についていちいち自分の判断も加えながら読みます。
その上で最終的に主人公の心情に感心して読み終わります。


書かれているものである以上自分に何かを残してくれるのは至極当然であり、そのようなものにいちいち心動かされる自分ってどうなんだ?と思うときもあります。
そして現実の人間に心動かされるのが普通なのだと思っていた時期もありました。(今でもそう思っている気はありますが)
でも両者とも人間の手によって作られているものである点において大差ないんですよね。
作られているというと語弊がありますけど、物語の主人公も作者によって行動を判断されているわけで、その点において変わらないということだと今は思ってます。
だからどうしたというと、そう考えることによって自分を説得しているんです。物語の主人公に心動かされる自分にね。


・・・意味不明ですね、すいませんw